あしたパートナーズ

事例紹介

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頼りにしていた夫が先に亡くなってしまったケース

神奈川県在住、父親が先になくなってしまったケース

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インタビュー内容

あしたパートナーズの存在はいつ・どこで知りましたか?

きっかけは、障害のある息子が入所しているグループホームの運営会社が主催した「親なきあとオンライン勉強会」にて首藤さんが講師をやっていました。その時にあしたパートナーズの存在を初めて知りました。

ご相談前、親なきあとに関して、どのような心配事がありましたか?

当時、今現在もやっているが、親がやっていること、日常生活のこと、通院同行、お金の管理(一週間に一回、親が本人名義の口座にお金を振り込む)ですとか、機関相談、本人の職場、グループホームとのやり取りを親が亡くなった後、誰にどう託していいんだろうかというのが一番の心配としてありました。
親代わりになる人(本人の気持ちを汲み取って親と同じようにやってくれる人)を見つけるってすごい難しいことだと思います。
なので、私たちは第三者に任せようと考えていましたし、どのようなところが候補になりうるのかを勉強していました。

当時、障害のある息子さんに関して、ご主人様との役割分担はございましたか?

息子と関わる学校や施設などとのやり取りは全て私がやっていて、主人はその私をフォローしてくれているといった感じでした。

その心配事に対して、当時どのような準備をしていましたか?

横浜障害児を守る連絡協議会の個人会員になっていて、そこで開催していた勉強会に何度も参加していました。そちらで後見人を探そうと考えていました。
また、その中の勉強会では「生命保険信託」についての勉強会もあって、「こんな商品もあるんだ」という学びもあった。

なぜ、あしたパートナーズに個別でご相談をしようと思いましたか?

主人が病気を患っていたこともあり、親なきあとの準備を始めなくてはと思っていたことと、生命保険信託の話についても詳しく聞きたかった。

ご相談中にご主人様が入院されることになり、ご相談は中断しましたが、その時に思ったことはございますか?

2回目の面談が終わったところで、主人が入院することになり、遠くない日に大きな手術をすることになった。
病気が深刻だったので、心配な日々を送っていましたし、正直、親なきあとのことを考える余裕はありませんでした。
それでも何かはしなくてはいけないと思い、あしたパートナーズさんに連絡をしたら、代表の伊藤さん(弁護士)から「とりあえず、今やるべきことをお伝えします」と言われました。
かねてから相談していた「主人名義の実家以外の不動産の売却」と「遺言書の作成」ということでした。
おかげさまで、不動産も売却でき、遺言書も表に出ることがないといいなと思いながらも、主人が作成してくれ、とても助かったということで、お礼を申し上げたいと思います。
アドバイスを頂かなかったら、大変なことになってたなと思います。

ご主人がなくなられて、どのような手続きがありましたか?

波のように色々押し寄せてきて、できないところは手伝ってもらいながらなんですけど、一番手こずっているのが、ネット証券の名義変更の手続きです。
元々、親なきあとの準備は夫婦二人でやるつもりだった。
それが先立たれたことで、私がやらなくてはいけなくなったので。。。
主人が先立つということは想定していなかった。

親なきあとに関して、もっとこういう準備をしておけばよかった等、思うことはございますか?

ただ、今思うことは早くから準備しておけばよかったと思いました。
自分自身もいつどうなるかわからないという気持ちになりましたので、主人の手続きが落ち着いたら、私自身も遺言書を作る必要があると思っていますし、私が亡くなってもあとの人が困らないような状況を作らないとなって切実に思いました。
あと、夫婦間でもっと情報共有をしておけばよかったと思いました。
得意分野が違う夫婦だった(主人はパソコン面、私は生活面)ので、お互い得意なことをやればいいじゃないかという感じだったので、今回主人が亡くなってからというもの、いきなりパソコン関係で困っちゃって、現在はパソコン教室に通ってるっていう感じです。
なので、二人とも元気なうちに、もっと「株をやってるよ」とか、「資産」情報の共有をしといた方がいいとすごく思いました。

親なきあとのきょうだい関係について、どう考えていますか?

はっきり言って、あまりあてにしない。
次男が思春期くらいの時から、あまり関係が良くないので、親族でないといけないところ以外は、もう関わらなくていいと伝えてある。

最後に、これから親なきあとを迎える方に対して、何かアドバイスがありましたら、お願いいたします。

まず、「遺言書」を書いておいた方がいいというのが一点。
理由は相続の手続きが円滑に進むから。
うちは主人が一人っ子だったので、シンプルでしたけども、不動産を持っていたら、もっと大変だったんだろうなと感じました。
あとは、親なきあとの対策と自分たちの老後のお金の問題と並行して、考えられたのがよかった。
老後の必要資金のシュミレーションをしてくれたので、それがで具体的なイメージが湧いたので、おすすめしたいと思います。