あしたパートナーズ

事例紹介

SHARE

親なきあとの準備を経て、自身の夢を叶えられたケース

東京都在住、一人っ子のケース

case-2.png

インタビュー内容

あしたパートナーズの存在はいつ・どこで知りましたか?

令和2年4月の「親なきあと」に関する渡部伸さんのウェビナーに参加して、そのまま個別相談をするために渡部伸さん宛にメールをしました。
その際に、その内容であればということで「あしたパートナーズ」をご紹介いただきました。

ご相談前、親なきあとに関して、どのような心配事がありましたか?

私たちがいなくなったあと、私たちの持っている現金や不動産をどのように息子に遺していこうか、息子の生活費をどのように渡していくのか、というところが悩みだった。

その心配事に対して、当時どのような準備をしていましたか?

専門家に相談をしたかったので、2件ほど弁護士を探して当たってみましたが、障害者のことについてあまり知識がないからということで断られてしまったのと、月額数万円の顧問契約をしていただいたら相談を進められると言われたので、なかなか相談できる相手を見つけられませんでした。

なぜ、あしたパートナーズに相談をしようと思いましたか?

ずっと前から障害者のことに対して理解のある弁護士や社労士などの専門家がいないかと思っていたが、探しきれなかった。
そんな時に渡部伸さんにご紹介いただいた。
その際にH Pもご案内いただいて、「こういうところを探していた」と思いました。

どのような親なきあと準備から始まりましたか?

まず、自分たちの持っている財産の整理から始まりました。
持っているもの全てをお伝えして、その後、キャッシュフロー表なども作っていただき、自分たちの資産が今後どうなっていくのかを知ることができました。
その表を見ながら、今後の問題の整理もしていただきました。
また、その途中で息子が入居しているグループホームで問題が起き、退去しなくてはならなくなって、困っていました。
その時に、お願いしていた相談支援員も辞めてしまって、あしたパートナーズさんに相談したところ、私たちでは見つけられなかった(連絡しても手一杯で新しい方を担当できる余裕がないと断られてしまった)相談支援事業所をご紹介いただき、現在の相談支援員と出会いました。
その後、通院している病院から新しいグループホームも紹介していただき、今は問題も起こさず、なんとか生活してくれています。
相談支援員が見つからなかった時に、自分で支援計画を作るという選択肢もあると言われたが、どのように作ったらいいのかもわからなかったし、困っていたので、その時は本当に助かりました。

あしたパートナーズに相談をしている中で何か感じましたか?

最初のうちは、誰に相談していいかもわからず、私たちだけでなんとかやっていかないとと思っていたけど、相談していく中で肩の荷がおりていった。
私たちも東京に引っ越して生きて、10年くらい(子が高校生の時だった)だったので、東京での横の繋がりがあまりない状態だった。
皆さんは学校の繋がりとかがあると思うんですが、私たちにはそういうのがありませんでした。
引っ越してから、東京の住んでいる区の親の会にも入ったけども、あまり繋がりはできませんでした。

ご家族のナイーブな話を第三者に相談をするということは抵抗ありませんでしたか?

専門家に相談するということで、ちゃんとした守秘義務もあって、安心して相談できました。

オンラインで相談を進めるということに関して、何か思いましたか?

あまりオンラインで話したという意識はないです。
実際に顔を見ながら話しているので。

最後に、これから親なきあとの準備を始める方に対して、一言お願いいたします。

専門家に相談するということで、まずは問題の整理ができると思いました。
それもあって冷静に考えられたということが大きかったです。
相談が始まれば、次はどうしていこうかということで一つ一つ進めていけると思います。
顔を合わせながら、何度も話をしていただけたのが安心できました。
また、私の夢だった音楽家を支援するという夢を叶えることもできました。
親なきあとのことについて心配で、心の余裕はなかったので、人様の支援をするというところまで辿り着きませんでした。
元々、音楽が大好きで音楽家を支援したいと思っていました。
若い音楽家の多くが練習場所を確保するのに困っていると言うことを耳にしたので、いつか何か支援できたらとは思っていたので、それが実現できて嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。