~特例子会社として、従業員ご家族からの相談を支援機関に繋げるだけで本当にいいのか、もどかしさを感じていました~
導入サービス:当事者家族「親なきあと」支援プログラム
コニカミノルタウイズユー株式会社 代表取締役社長 築澤 孝治様(以下:築澤社長)
築澤社長当社の中でも、自分でATMからお金を下ろしたこともなかったり、自分の給料の管理は全て親任せにしていたり、研修をしても金銭感覚がずれている社員も少なくありません。また、親元を離れて自立していく社員が増える度に、生活において色々な問題がおきているのは認識しています。それに対して、ご家族は自立の難しさに直面されているのではないかと心配でした。
築澤社長障害年金の申請方法などの相談はきていたことはありましたが、当社には知見をもった専門家はおらず、支援機関につなげることしかできていませんでした。その度に、我々の対応は本当にそれだけで良いのか、もどかしさを感じていました。
築澤社長今は当事者家族が、親なきあと問題に向き合い考えていく際に出てきた困りごとを何処に相談すればよいのかがわかりづらいと思うのですが、その困りごとをワンストップで相談できる窓口があるということだけでも、ご家族にとっては安心につながると思いました。更には、お子さんが特別支援学校等を卒業した後は、親同士がつながる機会は圧倒的に少なくなるため、ご家族同士がつながれる環境(コミュニティ)を提供できるのは非常に良いと思いました。
築澤社長20代中心である当社の社員のご家族が、今、この問題に高い関心を持たれているのか、果たして勉強会に人が集まるかは開催直前まで不安でしたが、当日は想像以上に多くのご家族が参加されただけでなく、その後もグループホームへの入居、財産管理、後見人などについて個別に相談したいとの声を多くいただき、親なきあと問題は大きな社会問題であることを改めて実感しました。
2025年3月開催の勉強会風景
築澤社長プログラムは当然良いものだと思いますが、あしたパートナーズのスタッフが障害福祉に詳しい専門家チームでありながら、その専門家のほぼ全員が障がい者の当事者家族であることは大きな魅力であり、この専門家チームなら本当に寄り添って対応していただけると感じました。なによりも、当社で行なっていただいた「親なきあと問題」に関する勉強会後、参加者からの反響が非常に大きかったことが決め手となりました。
築澤社長親なきあとの心配事をご家族だけで抱え込まずに、困ったことがあったら気軽に相談してほしいです。そして、困りごとの整理から解決策も一緒に考えてくれる伴走者だと思って利用してほしいです。
築澤社長当事者家族の伴走者としてサポートいただくのはもとより、障がい者雇用の発展に向けて、異なる立場のパートナーとして、課題提起していただいたり、解決策を検討していく壁打ち相手になってもらえたら助かります。